12月の新作


ロンドンで独り暮らしを送る81歳のアンソニーは認知症により

記憶が薄れ始めていたが、娘のアンが手配した介護人を拒否してしまう。

そんな折、アンソニーはアンから、新しい恋人とパリで暮らすと告げられる。

しかしアンソニーの自宅には、アンと結婚して10年以上になるという見知らぬ男が現れ、ここは自分とアンの家だと主張する。そしてアンソニーにはもう1人の娘ルーシーが

いたはずだが、その姿はない。現実と幻想の境界が曖昧になっていく中、

アンソニーはある真実にたどり着く。









中学時代にいじめられていた自分を変えるため、自由な高校に入学した石森羽花が

高校で出会ったのが、レモン色の髪をした三浦界だった。

界は人気者で自由奔放、何を考えているかわからない塩対応だったが、

なぜか羽花に世話を焼き、自分を「石森係」と名乗っていた。

そんな界に羽花は惹かれていき、界もひたむきな羽花に初めての感情が芽生え、

不思議な関係の2人は距離をどんどん縮めていく。

しかし、界には誰も知らないある秘密が…。










造園家のエヴィ・ミュラー・トッドは、整形外科医の夫クラウスと優雅な暮らしを

送っていた。ある日、クラウスは酔った勢いで、ネット上に「奴隷募集中」と

記載した求人広告を出してしまう。翌日、自宅の前に奴隷の格好をした人々が

集まっているのを見て驚いた夫妻は彼らを追い返すが、

その夜、バルトスという男がクラウスの前に現れる。

様々な資格を持つバルトスを雇うことにした夫妻は、

彼から受ける極上のサービスを楽しむように。しかしバルトスの若い妻ラナや、

庭にプールを建てるためのブルガリア人たちも加わり、

夫妻は事態をコントロールできなくなっていく…。







アメリカの片田舎。チェコ移民のセルマは息子ジーンと2人暮らし。

つつましい暮らしだが、隣人たちの友情に包まれ、生きがいであるミュージカルを

楽しむ幸せな日々。しかし彼女には悲しい秘密があった。

セルマは遺伝性の病で視力を失いつつあり、手術を受けない限り

ジーンも同じ運命をたどることになる…。