9月の新作
- netroom1st
- 9月1日
- 読了時間: 2分

やがて海へと届く
引っ込み思案で自分をうまく出せない真奈は、自由奔放でミステリアスなすみれと出会い親友になる。しかし、すみれは一人旅に出たまま突然いなくなってしまう。あれから5年―真奈はすみれの不在をいまだ受け入れられず、彼女を亡き者として扱う周囲に反発を感じていた。ある日、真奈はすみれのかつての恋人・遠野から彼女が大切にしていたビデオカメラを受け取る。そこには、真奈とすみれが過ごした時間と、知らなかった彼女の秘密が残されていた…。真奈はもう一度すみれと向き合うために、彼女が最後に旅した地へと向かう。本当の親友を探す旅の先で、真奈が見つけたものとはーー切なくも光が差すラスト、誰しもの心に寄り添う感動作。

凶悪
スクープ誌の記者・藤井は、死刑囚の須藤からの手紙を読む。内容は、須藤がまだ立件されていない事件に関与していること、さらなる事件の首謀者「先生」の存在を明かすものだった。藤井は事件にのめり込んでいく。

日本統一64
勇に撃たれ、倒れる丈治。駆け付けた石沢と山村に銃を突き付けられ怯むが、丈治はそれを制止する。勇たちの行く末を案じた丈治は真崎組から逃がしてやりたいと、川谷と氷室に頭を下げに行くことに。勇に丈治の盃を受けさせるのであれば手は出せないと真崎からも許しをもらい、丈治は勇らの元へ向かうがもぬけの殻。石沢らに制裁を加えられたにも関わらず、反省ゼロの勇たちはコッソリ逃げ出していたのだ。神戸を出て横浜に逃げついた勇や信光たち。その頃の横浜では、京浜連合会の理事長に新しく就任した坂上を川上や竜次は警戒していた。そして横浜で”勇信会”を立ち上げた勇らは、勢力を上げるために藤代組のシマを荒らしはじめ…。
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